「Webライターを始めたいけど、パソコンは高いし、今あるスマホで何とかならないかな…」
そんな不安、ありませんか?
結論から言うと、Webライターで稼ぐならパソコンは必須です。ですが、無理して高価なパソコンを買う必要はありません。
なぜなら、初心者Webライターの最適解は、中古パソコン+外付けモニターの組み合わせだからです。
中古パソコン+外付けモニターの組み合わせには、以下のメリットがあります。
✅ 初期投資を5万円以内に抑えられる
✅ 作業効率が上がり、時給換算で収入が増える
実際、私も家族と共有のパソコンから「中古パソコン+モニター」に切り替えたところ、体感で1.5倍速く記事が書けるようになりました。
この記事では、
- 初心者Webライターに必要なパソコンのスペック
- 中古パソコンを選ぶコツ
- いち早く収益化するためのダブルモニター環境の整備方法
- 必要な投資額と、回収までの期間
について、実体験をもとに解説します。
私自身、ライター業を始めるとき 「もし失敗したらどうしよう」と投資に踏み切れず、かなり悩みました。そんな私がたどり着いたのが、中古パソコン+モニターでの少額スタートです。

実際に利用した中古パソコンショップも紹介しているので、ぜひ参考にして、失敗のないライター生活を始めてくださいね。
スマホは失敗する?初心者Webライターにパソコンが必要な理由
スマホ作業でライターを始めると、多くの人が途中で挫折します。理由はシンプルで、効率が悪すぎるからです。以下に、スマホ作業が失敗しやすい4つの理由をまとめました。
- ①入力スピードが遅い
-
フリック入力はタイピングより2〜3割遅く、長文は疲労が大きい
- ②作業画面が狭い
-
リサーチと原稿の往復でアプリ切替が増え、集中が途切れる
- ③WordPressなどの入稿ソフトが使いにくい
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投稿画面や文字装飾が崩れやすく、修正に時間がかかる
- ④納品後の確認が手間
-
Googleドキュメントのコメント確認など、スマホでは修正依頼を見落としやすい
私は家族共有のパソコンでライターを始めましたが、
- 使いたい時間に他の家族が使用中
- リビング設置で邪魔が入り集中が切れがち
…という問題が頻発。結果、納期ギリギリや誤字見落としで修正依頼も増え、かなりのストレスでした。
「稼げるようになったらパソコンを買おう」
——そう考えていた私ですが、家族共有パソコンでは執筆が進まず、案件をこなせないまま挫折するところでした。



だからこそ、ライターで稼ぎたいなら「自分専用のパソコン」を用意することは勝利の方程式なのです。
【中古でOK】初心者Webライターの失敗しないパソコン選び
とはいえ、成功するか分からないライター業のために10万円以上もするパソコンを購入するのは怖いですよね。私も同じ気持ちでした。だからこそ、中古パソコンでスタートするのがおすすめなんです。



中古パソコンでもスペックさえ見極めれば、快適に作業できる環境が手に入ります。
失敗しないパソコンのスペック
失敗しないパソコン選びのポイントは以下のとおりです。
項目 | 推奨スペック |
---|---|
CPU | Intel Core i5 以上、または AMD Ryzen 5 以上 |
メモリ | 8GB以上(理想は16GB) |
ストレージ | SSD 256GB以上 |
画面サイズ | 15インチ前後 |
- 1.CPU:Core i5 / Ryzen 5 以上
-
ライターはリサーチ中にブラウザタブを大量に開きます。Core i3 でも動きますが、タブが増えると動作がもたつくため、快適に使うなら i5以上がおすすめです。
- 2. メモリは最低8GB
-
執筆中にブラウザを複数開いたり、Googleドキュメント・WordPressを行き来してもサクサク動きます。
4GBだと動作が重くなり作業効率が落ちるでしょう。16GBならアイキャッチなどの画像編集を行っても快適です。 - 3. SSD搭載は必須
-
ストレージは、HDDは安いですが動作が遅いので非推奨。SSDなら起動やブラウザ動作がサクサクです。256GBあれば、記事データやスクショを保存しても余裕があります。
- 4. 画面サイズは大きめが正解
-
画面が大きいと、執筆画面を広くとることができ、作業効率が一気に上がります。
上記スペックの購入価格帯は以下のとおりです。
- 中古なら3〜5万円
- 新品なら7〜10万円
私は、2024年に3万円で購入しました。相場は変動します。中古パソコン選びは5万円以内を上限に、“最安値”を狙わず、状態や保証を優先するのがおすすめです。新品の半額で購入できるイメージですね。
私が実際に使った中古PC販売サイトは以下です。条件に合う在庫は流動的なので、見つけたら早めに確保するとよいでしょう。
» 中古パソコン専門店リサイクルPC Gテック(外部サイト)
プロライターなら知って欲しい、カフェ作業には危険がいっぱい
「ノートパソコンを持ち歩いて、カフェで作業するライターに憧れて…」
そう思って小型のノートパソコンを選ぶ方もいらっしゃいますが、プロライターのカフェ作業には実はリスクがあります。
- 執筆内容はクライアントの非公開情報や個人情報を含むことがある
- 背後や隣の席から画面が丸見えになるリスクがある
- 公共Wi-Fiもセキュリティ面で注意が必要
安心安全なのは、自宅やコワーキング中心の運用です。外で使う場合は、のぞき見防止フィルターやVPNまたはテザリングを検討しましょう。
- 背後・横からののぞき見防止に「のぞき見防止フィルター」
- 公共Wi-Fiの盗聴リスクに「VPNまたはテザリング」



ライターとして高単価な案件を受注したいなら、持ち運びやすさよりも、“作業しやすさ+情報管理”で責任ある行動を取りましょう。
初心者Webライターこそパソコンよりダブルモニターに投資を
外付けモニターを追加して、画面を2枚にするだけで作業効率は別次元に上がります。以下に、ダブルモニターの3つのメリットをまとめました。
- 1. リサーチと執筆を同時進行できる
-
片方の画面で調べ物、もう片方の画面で執筆。タブ切り替えのストレスがなく、1記事あたりの作業時間が約30%短縮できます。
- 2. WordPress入稿が圧倒的にラク
-
片方で原稿、片方で入稿画面を開きながら作業できます。プレビュー画面と入稿画面で表示すれば、誤字やレイアウト崩れを一目でチェック&修正可能です。
- 3. 集中力が続く
-
タブを行ったり来たりしなくていいので、思考が途切れず、集中して書ききれる時間が増えます。
導入してからの実際の変化
私も最初はノートPC1台だけで作業していましたが、モニターを1枚追加しただけで以下の3つの変化がありました。
- 作業時間が体感1.5倍速くなった
- 入稿時のミスが減り、修正時間が格段に減った
- 疲れ切った深夜の作業でイライラすることが減った



タブ切り替えのストレスから解放されて、正直、「もっと早く買えばよかった…」と思いました。
導入コストは1万円台から
モニターはフルHD(1920×1080)対応の21〜24インチがおすすめです。中古なら1万円前後、新品でも1.5万円ほどで購入できます。
私は近所のBOOKOFF(ブックオフ)で、24インチのTVモニターを1万円で購入しました。
TVをPCモニター代わりに使う場合は、HDMI入力、1,920×1,080表示、PCモード(ドットバイドット)が設定できるかを確認しましょう。
入力遅延や文字のにじみが出る機種もあるため、基本はPC用モニターが推奨です。
中古PC+モニター+周辺機器、全部込みで5万円!
ライターに必要なパソコン周辺機器、といえばマウスですね。私は近所の家電量販店で1,000円程度のものを購入し、今も使っています。
握りやすい、高価なものが販売されていますが、デザイナーさんのようにマウスを握り続けることは少ないため、こちらも安価でOKです。
デスク周りがごちゃつくので、マウスは無線がおすすめ。執筆する際は、資料や本を広げることが多いので、デスク周りをスッキリしておくことは大切です。
必要なものと目安費用を以下にまとめました。
項目 | 目安価格 | 備考 |
---|---|---|
中古パソコン | 30,000円程度 | Core i5、メモリ8GB以上、SSD搭載 |
外付けモニター | 10,000円程度 | 21〜24インチ、フルHD |
キーボード&マウス | 1,000〜5,000円 | ワイヤレスタイプ |
ノートPCスタンド | 2,000円前後 | 姿勢改善・肩こり対策 |
ノートPCスタンドは、ライター仲間で使っている人が多いので紹介しました。私は椅子の高さで調整しているので、ノートPCスタンドは使っていません。



5万円で環境を整えたら、あとは記事を書くのみです。今日の投資が、明日からの安定収入につながります。
\ 実際に私が使ったサイトはこちら /
何記事で回収できる?投資回収シミュレーション
「中古PC+モニター+周辺機器」を全て揃えた場合、かかる費用はおおよそ5万円。5万円といえど、「本当に元が取れるの?」と不安になりますよね。



安心してください。中古PC+モニター+周辺機器にかかる約5万円は、記事を書けばすぐに回収可能で着る価格です。
回収シミュレーション
Webライター初心者の案件相場は、文字単価0.5〜1.0円が目安です。
仮に1記事5,000文字、文字単価0.5円で計算すると——
1記事:5,000円×0.5円=2,500円
2,500円×21記事=52,500円
つまり、21記事書けば投資分は回収できます。



週2本ペースなら2か月ちょっとで元が取れる計算です。
作業効率アップでさらに早く回収
ダブルモニター環境で作業効率をアップさせると、1記事10時間かかっていた作業が30%削減されて、7時間程度で書けるようになりました。
「環境を整える → 記事を書く → 回収する」のサイクルを回せば、より多くの時間を作業に当てられます。
21記事×3時間=63時間節約でき、
時給1,500円で換算すれば63時間×1,500円=9万4500円分の時間を買ったことになります。
投資回収のハードルは想像よりずっと低いです。
【まとめ】初心者Webライターは投資は少額、収入は最大化を目指す
Webライターを始めるとき、
「稼げるようになったらパソコンを買おう」
と思いがちですが、実際は先に作業環境を整えた方が圧倒的に有利です。
- パソコンは必須、でも高額な新品は不要
中古パソコン+モニターで十分。快適な環境が5万円以内で揃う - 作業効率が上がれば書ける案件数も増える
モニター追加で1記事あたりの作業時間が約30%短縮 - 21記事で投資回収可能
週2記事ペースなら、約2か月で元が取れる
私自身、中古でパソコンとモニターを購入し、自分の環境を整えた瞬間「もっと早くやればよかった」と本気で思いました。
高額な投資は必要ありません。しかし、不自由な環境ではストレスがたまりますし、ライバルより良い記事は書けません。結果、継続できなかったり、クライアントから契約を切られたりして稼げない日々が続きます。



まずは中古PC+モニターで少額スタートして、必要に応じて環境をアップグレードしていきましょう。
\ 実際に私が使ったサイトはこちら /